神経科学を基盤にした上肢機能アプローチの実際

神経科学を基盤にした上肢機能アプローチの実際

【講師】
竹林崇先生 
(吉備国際大学 保健医療福祉学部 作業療法学科 准教授)

<アブストラクト>
 昨今,神経科学を基盤としたリハビリテーションアプローチが盛んに行なわれている.Boydらは,これら神経を基盤にしたアプローチを行う中で,脳の可塑性因子に良好な影響を与える要素は「Behavior(行動)」だと述べている.つまり,ヒトは脳に何らかの可塑性が起こった結果,行動が変容するわけではなく,行動が変容して初めて,行動に特化した脳の可塑性が生じると考えられている.
 実際,近年の研究においては,麻痺手に対する種々のアプローチを実施した結果,Fugl-Meyer AssessmentやWolf Motor Function Testといった麻痺手の「運動機能」に対する良影響は多くの研究で取り上げられているが,Motor Activity logや活動量計といった「生活における麻痺手の使用行動」に良影響を与えられるアプローチは極少ないと多くの研究者が述べている.
 一方,Taubらが開発し,エビデンスが確立されているConstraint-induced movement therapyであるが,これも先行研究では玉石混合の様相を呈している.一見「運動機能」に対するアプローチと思われがちのCI療法だが,「麻痺手の集中使用の意味」,「課題志向型アプローチの実際」,「麻痺手の機能改善を行動に転移するための行動戦略」」といった行動心理学を基盤とした主要コンポーネントを通じて,「生活における麻痺手の使用行動」を改善することが第一目的とされている.
 今講義では,これらのコンポーネントに関するメカニズムと実際を述べる予定である.また,本セミナーで同時に,生野氏が講演される,行動変容をより効率的に出現させるための手法である「物理療法」との併用療法についても,若干述べたいと考えている.本講義の目的は,対象者の状況に合わせ,上記の手法をオーダーメイドに修正することにより,対象者の麻痺手を用いた役割,人らしさの復権を目指す思考を理解し,実現できることである

平成29年5月28日(日)
【タイトル】
神経科学を基盤にした上肢機能アプローチの実際
【開催地】東京
【会 場】安与ホール 大ホール
    (新宿区新宿3丁目37番11号 安与ビル7F)
【時 間】10:00~16:00(受付9:30開始)
【講 師】
・竹林崇 先生
 吉備国際大学 保健医療福祉学部 作業療法学科 准教授
【参加費】
通常:\10,800円+税
早期割引:\8,800+税(4月28日振込み分まで)

セミナー参加費
通常
➡キャンペーン割
¥10,800+税
8,800+税
団体割(2名様)
➡キャンペーン割
¥10,800+税
1名様あたり
7,800+税
団体割(3名様~)
➡キャンペーン割
¥10,800+税 
1名様あたり
6,800+税

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