変形性疾患の理学療法~股関節症・膝関節症~

変形性股関節症患者に対するクリニカルリーズニングのエッセンス
-予防から術後機能改善、スポーツ参加まで-

【講師】

相澤 純也先生 

東京医科歯科大学スポーツ医歯学診療センターアスレティックリハビリテーション部門長
首都大学東京 客員准教授

<アブストラクト>
股関節症患者の主な症状は股関節の痛み、運動制限、筋機能異常、荷重動作制限、精神的不安である。これらの症状を軽くしたいと願う患者の期待に応えるためには、主観的改善度を重視しながら、症状の原因を絞り込むためのリーズニングプロセスを理解し実践する必要がある。今回の講演では、予防、術後機能改善、スポーツ参加にむけた安全で効果的な股関節症セラピーに役立つ基本的知識とリーズニングのポイントを示したい。

基本的理学療法介入による変形性膝関節症の理学療法

【講師】

岩崎 翼 先生 

慶友整形外科病院 リハビリテーション科

<アブストラクト>
変形性膝関節症の患者は多く、整形外科の理学療法士であれば最も対応する疾患と言っても過言ではない。国内での疫学調査や様々な研究報告により、病態が明らかになってきているが、その報告は筋力測定器や3次元動作解析装置などの特殊な機器を用いている。
しかし、これらの計測機器を保有していない環境でも患者の病態評価は必要であり、研究結果の臨床応用に苦慮する場面も少なくない。
また、変形性膝関節症の患者の主訴は多種多様であり、病態理解を複雑にする。疼痛を例にとっても歩行開始時のみの疼痛から安静時の疼痛まで幅広い。さらに罹患期間の長期化が症状を更に複雑化させる。
本講演では、複雑な病態を呈する変形性膝関節症の評価と治療について今一度、基礎・基本に立ち戻って考える機会としたい。特に、病態を紐解くための鑑別的な評価方法や特別なスキルやテクニックを使用しない運動療法の根拠とその効果について実際の症例を交えて考えたい。

【開催日】平成29年9月10日(日)
【タイトル】
 変形性疾患の理学療法~股関節症・膝関節症~
【開催地】東京
【会場】荏原文化センター 大ホール
    (品川区中延1丁目9-15)
【時 間】10:00~16:00(受付9:30開始)
【講 師】
・相澤 純也 先生
 東京医科歯科大学スポーツ医歯学診療センターアスレティックリハビリテーション部門長
 首都大学東京 客員准教授
・岩崎 翼 先生
 慶友整形外科病院 リハビリテーション科



セミナー参加費
通常
キャンペーン中!
¥10,800+税
8,800+税
団体割(2名様)
キャンペーン中!
¥10,800+税
1名様あたり
7,800+税
団体割(3名様~)
キャンペーン中!
¥10,800+税 
1名様あたり
6,800+税