【講師】
坂口 重樹 先生
誠愛リハビリテーション病院 リハビリテーション部 次長
ボバースアプローチ 成人片麻痺基礎講習会 国際インストラクター
日本理学療法士協会 神経系専門理学療法士
国際医療福祉大学大学院 医療福祉学研究科修士課程修了
日本コアコンディショニング協会 アドバンスインストラクター
Synapse 代表
<アブストラクト>
脳血管疾患によって片麻痺を生じた方々は、急性期リハビリから回復期リハビリを経て約7割の方は歩いて自宅復帰しているとされている。この「歩いて」という意味は、自分の2足の下肢に加えて、杖や短下肢装具を用いても歩けると判断されたデータであり、歩く効率性や質は問われてない。「歩いて」を7割から8割、いや9割となる事を目指すためには代償戦略を減少させ、機能回復を促しながら運動の再学習を導く我々セラピストのスキルが不可欠である。
当院には三次元動作解析装置(VICON)があり、姿勢制御や歩行について運動力学的解析ができ、この解析が運動診断の手助けになる。今回の研修では、VICONによる研究から得た片麻痺者の立位制御や歩行の運動エラーを紹介し、そのエラー改善に向けての治療的介入を実践形式でご紹介したい。
※実技ができる服装の持参をお願いいたします
※駐車場は敷地内にございます(タイムズ:有料)
【注意事項】
※実技ができる服装の持参をお願いいたします
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