<実技セミナー>極める動作分析と治療応用

【テーマ】
極める動作分析と治療応用-力学・運動連鎖・筋電図学的視点から異常動作を紐解く-

【講師】
加藤 浩先生 
九州看護福祉大学
看護福祉学研究科健康支援科学専攻 専攻長
看護福祉学部リハビリテーション学科理学療法専攻 教授

<アブストラクト>
 従来から理学療法において動作分析,特に歩行分析が重視されるのは何故であろうか.人類学の立場からみてヒトの直立二足歩行(gait)は,多くの動物の移動(locomotion)と比べ,非常に高度にプログラムされた移動手段である.定義的にはヒトが空間的移動を行う運動であり,姿勢や四肢の運動形態もその対象とされている(正確には歩容という).つまり歩行(歩容)とは,人間のあらゆる身体運動機能の統合とコントロールにより達成された質の高い運動である.それゆえ,歩行分析により正常ベースからの逸脱を1つ発見することは,そこから多くの身体機能不全の情報を読みとることにつながるのである.しかし,経験が少ない新人,若手の理学療法士さんにとっては,具体的に身体のどこに注目して,どのような情報を読み取れば臨床に応用できるのだろうか?という疑問があるだろう.そこで,本セミナーでは基本動作(起き上がり動作,立ち上がり動作),そして,歩行動作を例に力学的視点から身体重心と支持基底面の関連性,運動連鎖の視点から隣接関節との協調運動の理解,そして,筋電図学的視点から各種動作で使われる筋活動パターンを実際のデータを供覧しながら丁寧に解説してみたい.そして,実際に治療応用例を紹介しながら参加者の皆さんにも実際に体験頂き,動作分析を極めてみたいと思います.






【開催日】
平成29年11月26日(日)
【タイトル】<実技セミナー>
極める動作分析と治療応用
【開催地】福岡
【会場】福岡国際医療福祉学院 機能訓練室
    (福岡市早良区百道浜3-6-40)

【時 間】10:00~16:00(9:30受付)
【講 師】
加藤 浩 先生
九州看護福祉大学
看護福祉学研究科健康支援科学専攻 専攻長
看護福祉学部リハビリテーション学科理学療法専攻 教授




セミナー参加費
通常
¥14,800+税
ペア割り
¥12,800+税